東京国立博物館に「初詣」~ つれづれなるままに美術館へ 2018新春編
- K
- 2018年1月11日
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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします。

さて、新年と言えば初詣。初詣と言えば、神社やお寺に新年のお参りをすること。最近では、人ごみが苦手なので三が日ではなく、少し空けてからという方も多いのだとか。ワタクシも、今年は8日に地元のお寺にお参りに行きました。確かにちょっと人が多いかなくらいで全体的には落ち着いた空気。ココロ静かにゆっくりお参りができました。そんなせいか、おみくじは「大吉」!
実は、お寺よりも先に「初詣」に行ったのが、上野の東京国立博物館。毎年1月は『博物館に初もうで』と題して、その年の干支にまつわる作品や、「国宝」や「重要文化財」が新春特別公開として展示されるのです。
中でも人気を集めていたのがこちら。

円山応挙の『朝顔狗子図杉戸』。杉戸に描かれた犬と朝顔。まるっとしてなんともいえない表情がとってもキュート。こちらは右側の戸の絵ですが、左側の絵では、ちょっとやんちゃな姿を見せています。


他にも、浮世絵や犬の形をした水差しなど、めずらしい作品が並んでいます。『博物館に初もうで』は1月28日(日)まで開催しています。「戌年」の展示はゆっくりまわっても30分くらいで見られますので、東京に行かれる際には、ちらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今回掲載した写真は東京国立博物館で撮影したものです。東京国立博物館の常設展にあたる「総合文化展」では、「撮影禁止」と指定のある展示物を除いて写真撮影ができます。SNSでも「#東京国立博物館」と検索すると、たくさんの写真が出てきます(右の画像はインスタグラムのスクリーンショット)。お気に入りの作品を探してみてください。ただし、作品保護のため、フラッシュ撮影はしないように、くれぐれもご注意を。
今年も、ときどき展覧会をご紹介していきますので、お付き合いの程、よろしくおねがいいたします。