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版画展

  • MMM
  • 2018年3月31日
  • 読了時間: 1分

先日近代美術館で開催されている清宮質文さんの版画展を観に行きました。

小さめの作品が沢山、年代別に並んでいる展示でした。

1枚作るのに、何版も重ねてつくるのがわかるコーナーもあり、興味深い展示になっていました。

1枚完成するまでに何回も刷りを重ねるのはとても大変だろうと思います。

「刷り」の具合は湿気や体調などにも左右されるのではないでしょうか?

「これ以上の刷りは出来ない」と刷るのをやめてしまったものもあるそうです。

1枚1枚手で刷っていると思うと、同じ版から作った同じ作品でも、すべて違いがあり、1点ものなんだなと

思います。

展示順は年代別になっており、私は中盤あたりからが良いなと思いました。

最後のほうの晩年は、あきらかに体力がなくなったようなタッチになっており、版画も体力勝負なのだなと

思いました。

毎年出していた年賀状のコーナーもあり、どれもとてもステキで、送られる人はこんなものをタダでもらっていたんだと、うらやましくなりました。

観ていると、作品のテーマが聖書からとられたものであるのが多く、他の画家などでも聖書をテーマにしている人が結構いるので、少し興味がわきました。

カタログを購入し、とても満足した企画展でした。

 
 
 
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