まったりでもネットショップを始めることが出来る?
- カニ
- 2017年10月27日
- 読了時間: 3分

今は誰でも始めることができるようになったネットショップ。 しかし、「365日休めないんでしょ?」とか「メールにすぐ対応なんてできない」なんて声を聴くことがあります。 たしかに、今はネットショップがあたりまえの時代になり、注文したら即発送、メール問合せの返信も数時間内にすぐ届くなど、細やかなところまでフル対応しているところが多くなりました。 それにつれてユーザーも、『商品の購入ボタンを押したら、次の日には届くのがあたりまえ』という感覚になってきました。
そう考えるとひじょうに敷居を高く感じてしまいますが、まったりネットショップを行うこともできます。
ヒントは受注生産の商品を販売しているところにあります。 在庫がなく、あくまで注文を受けての生産なので、メール対応も1~2営業日内に返信ができれば十分ですし、注文を受けてすぐ発送することは商品の特性上そもそもできません。 つまり、「どのように売るか?」がポイントになります。
■ 即日発送が出来ない場合
『商品の品質を高く保たなければならない特性上、ご予約でのご注文となり順次発送になります。』 といったような販売方法で行えば、即日発送に対応できないことをユーザーに伝えることができます。 また、商品価値が上がる場合もあります。 付加価値を付けることでユーザーを納得させることができますね。
■ メール対応がすぐにできない場合
仕事の都合上、メールの即日対応が難しい場合。 商品を作るなど、そういった業務で昼間返信が出来ないということはありますよね。 ユーザーの問合せメールの中にはすぐに答えられない内容もたくさんあります。 そういった場合は、お問合せを受け付けたこと・返信には1~2営業日かかるといった旨だけ記載したテンプレートを作り送りましょう。 メールを受け付けましたという内容の返信をするだけでもユーザーにとっては返事がきたという若干の安心感が生まれます。 受付返答テンプレートを作り、受け付けた旨の答えだけでも送ることで解決できてしまいますね。
表現や対応を工夫すれば、自分にあったネットでの販売や集客を行うこともできます。 もちろんフル対応することがもっとも効果をあげることにはなるでしょうが、大手企業様のようにネット専門スタッフがいる状態でないと難しいのが現実です。 まずは、自身で対応できる範囲内でのサービスをまごころを込めて行っていくことでユーザーの心をつかんでいきましょう。
次回は、たくさんあるネットショップ開業サービスについて書きたいと思います。