マイクロコピー
- カニ
- 2018年3月27日
- 読了時間: 2分
マイクロコピーという言葉を聞いたことがありますか?
一般的にはWebサイトなどの、リンクボタンやお問合せボタンのラベルや説明文、お問合せ入力ページのエラーメッセージなど、ユーザーがアクションをしやすいようにするための短い説明文のことです。
この短い説明文(マイクロコピー)を入れることで、ユーザーを行動に繋がりやすくなることから、今いろいろなWebサイトが改善を急いでいます。
例えばネットショップなどの場合、いくつかのボタンを設置すると思います。
そのボタンに名前を付けるだけではなく、少しのテキストで丁寧に説明してあげると、ユーザーは『迷うことなく選ぶことができます』。
ホームページは、ボタン(導線)がある以上、そこで離脱してしまう人が出てしまいます。
マイクロコピーはこの離脱率を改善するための施策です。
具体例をひとつ。ドミノピザさんのサイトです。

本来であれば、「ログイン」「配達」「お持ち帰り」だけで最低限の説明は足りています。
しかし、それぞれに丁寧に説明文を足していくことで、わかりにくいと感じるユーザーさんへの後押しにします。
「ログイン ご登録済みのお客様」「配達 ご希望のご住所まで商品をお届け」「お持ち帰り 最寄りの店舗で商品をお持ち帰り」
太字の部分がマイクロコピーです。
どの人用のボタンなのか?を説明してあげることで、迷いなくボタンを押すことができます。
こういった小さな工夫が必要になった背景には、読むWebサイトから見るWebサイトに変化していっているからだと思います。
各ページ、説明文が足りなくなってしまうからこそ、ボタンやその周りにテキストを追加してあげることで、足らない情報を補ってあげる。
申込フォームも同様です。

申込フォームも登録ボタンの近くに、一言安心させる説明(マイクロコピー)があるとクリック率が上がるといわれています。
上記の例は、メルマガ購読の申込みですが、登録しても簡単に解除ができる旨を記載することで安心して、登録ボタンをクリックしてもらうという試みです。
みなさんのホームページにはマイクロコピーはありますか?
丁寧なサイト作りこそ、真にユーザーのためになると思います。
見た目がよいデザインだけではなく、『親切なデザイン』で作り上げることにより、効果的なサイトになっていくと思います。